気に入った包丁を長持ちさせる方法

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良い包丁の見極め方

素材による特徴

包丁に使われる素材には大きく分けて「鋼」「ステンレス」「セラミック」があります。
「鋼」と「ステンレス」は共に鉄と炭素の合金です。
「ステンレス」には「クロム」が含まれているところが「鋼」との大きな違いです。
「クロム」は錆びに強い特性があり、これが、「ステンレス」の「錆びにくい」という特性に大きく影響しています。

「セラミック」は上記の2つとは全く違い、「陶磁器」です。
「陶磁器」というと花瓶や食器などをイメージしますが、包丁に使用されている素材は特殊な工法で作られた高密度素材・「ジルコニアセラミック」が用いられています。
「ジルコニア」とは「人工ダイヤモンド」とも言われており、硬度の高い事が最大の特徴です。

素材による注意点

同じ鉄を原料としていても、「鋼」と「ステンレス」では、大きな違いがあります。
「鋼」は錆びやすい、「ステンレス」は錆びにくいという事です。
「鋼」は水分が付いたまま放置してしまうと、すぐに錆てしまう為、日々のお手入れでも、しっかりと水気をふき取っておく必要があります。
また、錆びにくい、と言われているステンレスも、塩素イオンには弱く、塩分を多く含んだ海水、味噌、醤油や、塩素系消毒薬などは要注意です。
一方、「セラミック」は金属ではないので、錆とは無縁です。
食器と同様、食洗器で洗えたり、塩素系漂白剤で消毒することも可能です。
但し、金属に比べて柔軟性が乏しいという特性があり、硬いものを切ったり、ぶつけたりした衝撃で欠けたり、割れたりしてしまう事があります。